市川で整体なら「ふたば整骨院」痛み・しびれを徹底的に根本改善

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今回は最近病院でも言われるようになった「ストレートネック」についてお伝えしたいと思います。皆さんは「ストレートネック」という言葉を聞いたことがありますか?スマホやパソコンを使う時間が増えた現代社会では、首の不調を抱える方が増えており、その多くがストレートネックによるものです。

ここでは、整骨院の視点からストレートネックの概要や原因、日常生活でできるセルフケアについて詳しく解説していきます。

 

1. ストレートネックとは?

ストレートネックとは、本来ゆるやかにカーブしている首の骨(頸椎)が、まっすぐになってしまった状態のことを指します。

通常、頸椎(首の骨)は横から見ると少し後ろに反るように、軽くカーブした形をしており、これが頭の重さ(体重の約10%程度)を適切に分散させる役割を果たします。しかし、何らかの原因でこのカーブが失われると、頭の重みがダイレクトに首や肩にかかり、さまざまな不調を引き起こします。

ストレートネックによる主な症状

  • 首こり・肩こり

  • 頭痛
  • めまい
  • 手のしびれ
  • 猫背や巻き肩
  • 眼精疲労
  • 自律神経の乱れによる不眠や倦怠感

 

2. ストレートネックの主な原因

ストレートネックの原因は、大きく分けて「姿勢の悪さ」と「生活習慣」にあります。

① 長時間のスマホ・パソコン使用

スマホやパソコンを使用するとき、多くの人が頭を前に突き出した姿勢になります。この姿勢が長時間続くことで、頸椎のカーブが失われ、ストレートネックになりやすくなります。

特に、スマホを長時間見下ろす「スマホ首」と呼ばれる状態は、首に大きな負担をかけるため要注意です。

② デスクワークによる悪い姿勢

デスクワークの際に猫背になったり、パソコンの画面が低すぎると、頭が前に出る姿勢が習慣化し、ストレートネックの原因になります。

③ 運動不足による筋力低下

首を支える筋肉(僧帽筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋群など)が衰えると、首のカーブを保つ力が弱まり、ストレートネックになりやすくなります。特に、デスクワーク中心の生活を送っていると、首周りの筋肉がこり固まりやすくなります。

④ 枕の高さが合っていない

高すぎる枕を使用すると、寝ている間に首が前屈した状態になり、頸椎の自然なカーブが失われます。逆に、低すぎる枕も首に負担をかけるため、自分に合った高さの枕を選ぶことが重要です。

⑤ ストレスによる筋緊張

精神的なストレスが多いと、無意識に肩や首に力が入りやすくなります。この状態が続くと、筋肉がこり固まり、ストレートネックを悪化させる要因となります。

 

3. ストレートネックを改善するセルフケア方法

ストレートネックを予防・改善するためには、日常生活での姿勢の見直しやストレッチ、筋トレが重要です。ここでは、自宅で簡単にできるセルフケアを紹介します。

① 姿勢の改善

日常の姿勢を意識するだけでも、ストレートネックの進行を防ぐことができます。

正しい座り方のポイント

  • パソコン画面は目線の高さに合わせる

  • 背筋を伸ばし、骨盤を立てる
  • 椅子に深く座り、腰をしっかり支える
  • 足裏を床につけ、膝が90度になるように調整する

スマホを使うときも、なるべく目の高さに持ち上げ、首が前に出ないように意識しましょう。

② ストレッチで首の柔軟性を高める

ストレッチを行うことで、首周りの筋肉の緊張を和らげ、ストレートネックを改善できます。

★ 首の前後ストレッチ

  1. 背筋を伸ばして座る

  2. ゆっくりと顎を引き、首の後ろを伸ばす(10秒キープ)
  3. 次に、顎を軽く上げて首の前側を伸ばす(10秒キープ)
  4. これを3回繰り返す

★ 側屈ストレッチ(首の横のばし)

  1. 右手を頭の左側に添える

  2. ゆっくりと右側に倒し、首の左側を伸ばす(10秒キープ)
  3. 反対側も同様に行う

③ 筋トレで首を支える筋肉を強化

筋トレを行うことで、首の正しいカーブを維持しやすくなります。

★ 頭引き込みエクササイズ(顎引き運動)

  1. 壁に背中をつけて立つ

  2. 顎を軽く引き、頭を後ろに押し付ける
  3. 5秒キープし、ゆっくり戻す
  4. 10回繰り返す

★ 肩甲骨寄せエクササイズ

  1. 両肩を後ろに引いて肩甲骨を寄せる

  2. 5秒キープし、ゆっくり戻す
  3. 10回繰り返す

  *ストレッチポールを使うのも有効です

④ 正しい枕選び

ストレートネックの方には、低めの枕やバスタオルを丸めた枕がオススメです。寝るときに首の自然なカーブをサポートできるものを選びましょう。

⑤ 温熱療法で筋肉をほぐす

首や肩を温めることで、血流が改善し、筋肉の緊張がほぐれます。蒸しタオルやお風呂でしっかり温める習慣をつけると良いでしょう。

 

まとめ

ストレートネックは、現代の生活習慣の中で非常に起こりやすい症状ですが、適切なセルフケアを行うことで改善が可能です。日頃から正しい姿勢を意識し、ストレッチや筋トレを取り入れて、首の健康を守りましょう!

首の痛みや違和感が強い場合は、無理をせずに整骨院や専門の医療機関で適切な施術を受けることをおすすめします。

健康な首を維持し、快適な生活を送りましょう!

 

​ストレートネックに関する公的機関の参考資料として、以下のものがあります。​

  1. 厚生労働省の資料:

    • 「第3回個人事業者等に対する安全衛生対策のあり方検討会」の議事録において、長時間のデスクワークが原因で「頸椎炎(パソコンネック、ストレートネック)」が発生し、それに伴う障害や睡眠障害、過労、精神疾患などが報告されています。 ​厚生労働省

  2. 日本赤十字社和歌山医療センターの資料:

「健康だよりご」において、肩こりやスマホ首(ストレートネック)に関連する症状として、腕や手のしびれ、目の疲れや見えにくさなどが挙げられています。対策として、姿勢に気をつけることやストレッチ、入浴で筋肉を緩めること、血行を良くすることが推奨されています。 ​和歌山県医療センター

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